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どうもこんにちは、篠原塾・塾長の篠原です。

これから、このような合格実績を出した篠原塾の「モチベーションUP」「モチベーション維持」の勉強法を紹介します。

「パレートの法則」を知る

モチベーションを上げる勉強法として、重要なことは「パレートの法則」を知っておくことです。
パレートの法則とは、「成果の80%は20%の行動から生まれる」というものです。
要するに、行動したことの20%しか、大きな成果につながらない、ということですね。

これを勉強法で考えてみましょう。

「パレートの法則」にのっとって考えると、
100個、勉強に役立つ情報を知り、実践する
→うち、20%の20個が、「成績アップ」に貢献する
ということになります。

つまり、
「これをやったら、いきなり一撃でモチベーションアップ!」
なんていう都合のいいものはありません。

しかし、20%の確率で、しっくりくる勉強法が見つかるでしょう。
いくつか、勉強法を紹介いたしますので、ぜひ試し、実践してみてください。

生活習慣を作ろう

「司法試験は生活習慣が9割」という言葉があります。
これは名門「中央大学法学部」に伝わる言葉です。司法試験は数年間の勉強を要するロングスパンでの勉強が必要なので、生活習慣を整えることが重要だ、ということですね。

まず、生活習慣を整えるためには、「運動」と「食事」と「睡眠」が必要です。

「運動」は、1日1分でもOKです。例えば、お風呂に入る前に、全力で腕立て伏せをするのはいかがでしょうか?
運動は、

・腕立て伏せ
・スクワット
・腹筋

など、自宅で簡単にできるものだけでもかまいません。

さらに、学校の授業で体育の授業があれば、ぜひ積極的にとりくみましょう。

「食事」に関しては、朝食だけ、気を付けてみましょう。
まず、朝食を食べている人は、食べていない人よりも成績がいい、というのは、調査によって明らかになっています。
そして、朝食としておすすめなのは、プロテインを飲むことです。
忙しい朝でも、スムーズに朝食を摂ることができます。
可能であれば、ヨーグルトにバナナを入れて食べることもおすすめです。実は美容にもいいらしいです。頭も良くなって見た目も良くなるなんて、最高ですね♪

「睡眠」に関しては、ぜひ1日6時間30分以上寝ましょう。
おすすめは「ポケモンスリープ」というゲームをやることです。このゲームでは睡眠時間を楽しく管理することができます。
ただし、とても面白いゲームなので、やりすぎには注意してください。

この他、おすすめのアプリをまとめた動画もあるので、ぜひチェックしてみてください。
https://youtu.be/Yu-uzsD4X3Y

勉強できる環境を作ろう

さて、生活習慣が整ったら、続いては勉強できる環境を作ることが重要です。

まずは、リビングで勉強しましょう。
人前で勉強する方が集中できるので、自分の部屋で閉じこもって勉強しないようにします。

さらに「脱スマホ」も重要です。
スマホは親に預けて、朝の30分だけ、返してもらうようにしましょう。
ダラダラスマホをいじると、勉強になりません。

さらに、SNSもうまくつかっていきたいところです。
例えば、Xで、勉強を頑張っているアカウントばかりをフォローするのはいかがでしょうか?
常にタイムラインで、勉強を頑張っている人がいる状態であれば、「僕も頑張ろう」という気になります。

メンタルを整えよう

まず、勉強においては「気合」を過大評価するとうまくいきません。

医学的には、「気合い」「根性」が続くのは1か月程度とされています。
だからこそ、重要なことは「習慣化」です。
「頑張るぞ!」と気合をいれて勉強するのではなく、「勉強するのが当たり前」という状態を作ることが重要です。

ちなみに、2か月続くと、人間は習慣化されると分かっています。
そこで、「なんとか2か月頑張るぞ」、と頑張って欲しいのですが…
2か月って、途方もなくて、大変ですよね。

おすすめの勉強法は「30秒勉強法」です。
どんなに「シンドイ」「疲れている」と思っても、「30秒は勉強するぞ」と思って、勉強してください。
心理学的には4分、継続して行動すれば、やる気が出るとされています。
ですが、4分勉強するの、ちょっと大変ですよね。
だからこそ、30秒だけでいいので、勉強をスタートさせてみましょう。

ちなみに、
「今、面倒くさいと思っていること」は、
「きっと将来も面倒くさいと思っていること」です。
今できないことは、どうせ未来もできません。

選択肢として残されているのは、
「今がんばって、未来を楽しくする」か、
「今、サボって、未来も同じように困り続けるか」です。

こういった、あまりモチベーションが沸かない勉強は、現在ある生活習慣の中で、勉強を織り込むことで、気楽に勉強を続けることができます。
おすすめの方法としては、「電車通学の時間は英単語の勉強をする時間」のように決めてしまうことです。

英単語の勉強法については、こちらの動画をご覧ください。https://youtu.be/-fT-KVq6Uhk

さらに、勉強においては、「目的意識」を持つことが重要です。
大学受験においては「志望校を決める」ということが重要ですが、
この志望校を決めることは、他でもない、受験生本人が決めてください。

中学受験などでは、子が親の言いなりになって出願し、受験し、それで合格することも多々ありますが、大学受験ではそうはいきません。

志望大学を決めることは、自分が決める必要があります。

志望校を決めたら、それを忘れず、意識して勉強しましょう。
有名なのは「フィードバック」です。自分のやった勉強が、どんな意味を持っているのか、振り返ることが重要です。
ただ、同じ効果があるものとして「フィードフォワード」があります。自分がこれからやる勉強に対し、「この勉強はこういう意味がある」と理解し、確認しておくことが重要です。

効果的には同じとのことなので、どちらでも構いません。

例えば、英単語を例にあげてみましょう。

【フィードフォワードの例】

京都大学に合格するには『ターゲット1400』『ターゲット1900』『速読英単語[上級編]』を勉強しないといけない

だから、今から『ターゲット1900』を勉強することは、価値がある

【フィードバックの例】

さっき勉強した『ターゲット1900』を覚えているか確認する

確認した結果、確かに覚えていた

実際に京都大学で出題されたココの英文が読めるようになっている

この他、勉強のモチベーションを上げるための動画を撮影いたしました。https://youtu.be/-K_m1wNE3EY

ここまでの内容をまとめます。

モチベーションアップの秘訣は「パレートの法則」。いくつか試して、効果的だったものを続けよう。
生活習慣を整えよう。「運動」「食事」「睡眠」を意識しよう。
運動:お風呂に入る直前の1分だけ、全力でトレーニングしてみよう。
食事:朝食だけ、気を付けてみよう。
睡眠:6時間30分は寝よう。必要に応じて、アプリを活用しよう。
脱スマホしよう。
リビングで勉強しよう。
Xで、勉強を頑張っている人だけ、フォローしよう。
30秒勉強法で、面倒な勉強でも、30秒だけでも取り組もう。
通学の時間に、面倒な勉強を終えよう。
志望大学を自分で決めよう。
志望大学を意識して、「フィードバック」「フィードフォワード」をしよう。

ぜひ、一緒に勉強のモチベーションを上げて、ガンガン勉強していき、第一志望大学に合格していきましょう!

ありがとうございました。

篠原好(しのはら・このみ)
篠原塾塾長 受験戦略家

京大模試全国1位。京都大学総合人間学部卒。
YouTube6700万回再生・登録者11万人突破。京大に4年連続で合格者を輩出している「篠原塾」の塾長。
「いつまでにどの教材をやるか」を決める受験戦略で、生徒の偏差値を3か月で33.9UP。
著書『逆転合格90日プログラム』はAmazonランキング1位。